昨日の「給食費未納問題について」の続き。
我が子が小学校に入学する時に、説明会がありました。
その時の給食の先生からの説明が……
「ご飯はお茶碗とお箸で食べます。お箸でご飯が食べられないお子さんがいるので、お家で練習しておいて下さい。」
ご飯はおにぎりしか食べたことがないとか、スプーンした使ったことがないという子どもがいるらしい……
「みかんが1個出ることがあります。自分で皮をむいて食べれるようにしておいて下さい。」
みかんを自分でむいたことがない子がいるらしい。丸いみかんを前に、じーーっとしてるんだって!
「固いものを噛めない子がいます。特に、レンコン、ごぼうなどを噛む練習をさせて下さい。」
噛まずに飲み込もうとする子がいるそうな。で、喉を通らなくって、食べれない〜とか言うらしい。
他にも色々言われていたけれど、とにかくびっくりすることばかり!
思わず「そんな子、おらんやろ〜」とツッコミを入れたくなったけど、周りのお母さん方は、真剣にメモをとってらっしゃる。こんなん、メモってすることちゃうやん! と思いながら、笑いをこらえるのに必死だった私。
でも実際、こういう子どもって、けっこういるらしい。
核家族でパパも出張やらお仕事で遅く、子どもだけでの夕食が多い
⇒ 子どもが残さず食べるおかずが中心
⇒ ハンバーグ、カレー、シチューなどが多く、煮物などは出てこない
⇒ 煮物などが嫌い(というか、食べたことがない)
こんな感じでしょうね。
また、幼稚園のお弁当は、キャラクター弁当など飾りつけなど凝りまくり。ママの間でも競うほどらしい。となると、色取りがよくって、見栄えがいいものが中心となるわけで。ご飯ももちろん、おにぎり(飾りつき)。
結局、子どもたちは食べにくいもの、嫌いなものは食べることなく小学生に。
給食で初めて遭遇する、煮物や白いご飯になるのでしょうね。
そういう意味では、給食って食育という観点からも大切ですよね!
(ちなみに我が子どもたちは、ちゃんと煮物とか食べていましたよ。レンコンとかは大好物でした。 ……って、保育所の給食のおかげなんですけど。保育所に感謝!です)