安倍首相が配偶者控除の廃止の検討をはじめたとのこと、
前回の民主党政権の時にも議論されていましたね。
この配偶者控除、専業主婦やパートで給与年収103万以下の妻がいる夫の税金が少し軽減されるというもの(夫妻逆の場合ももちろんあり)。
この制度があるから主婦は働く時間を調整していると説明しているけど、果たしてそうなんでしょうか?
もちろん時間調整をしている人も多いのは事実ですが、この制度がなくなったからといって、全員が働く時間を増やすでしょうか?
配偶者控除の廃止は、女性の働く環境のためというより、単なる増税にすぎません!
女性が働きやすい環境というなら、まずは環境整備からでしょう。
保育所の待機児童は減っている様子もありません。
先日のシッターの事件でもありましたが、柔軟に子どもを預けられる環境もありません。
そして、預けようとしている母に冷たい目を向けるだけ
こんな環境で、子どもを育てている女性にもっと働きましょうといえますか?
子育てだけではありませんね。介護もあります。
もっと、本質的な方法で女性の労働環境を見直して欲しいですね。
ということで、配偶者控除廃止でどれだけ増税になるか……は次回に試算をしてみましょう。
2014年04月01日
配偶者控除廃止の前に・・・
posted by yuki-fp at 22:11| Comment(0)
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